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桃園公園新設庭球場整備工事

工期

​令和6年8月1日~令和7年3月31日

北九州市八幡東区にある桃園公園において、

旧児童文化科学館(プラネタリウム)跡地に

庭球場(テニスコート)の基盤を整備します。

(竣工時にオープンは致しません。)

本工事ではICTを全面的に活用した工事を行っております。

より良いものを、より安全に。

​若い世代への啓発にも取り組んでおります。

​地上型レーザースキャナー
による起工測量

概要:

地上型レーザースキャナーを使って、工事現場の地形を3次元で測量します。このスキャナーは、数百万ものレーザーポイントを地面や周囲の構造物に投射し、反射して戻ってきた信号を分析して3Dデータとして記録します。

利点:

従来の手作業の測量よりもスピーディで、ミリ単位の精密な地形データを短時間で取得できます。また、複雑な地形やアクセスが難しい場所も安全に測量できます。
 

地上型レーザースキャナー

​による起工測量

​起工測量で得られた点群データ

3次元設計データの作成

概要:

3次元設計データは、施工の際の基準となる立体的な設計図です。CADソフトウェアなどを使用して、地形や構造物を3次元でモデリングし、精密な設計データを作成します。このデータは、マシンガイダンスICT建機や現場の進捗管理、測量などにも活用されます。

利点:

2D設計図と異なり、3次元のデータは視覚的に理解しやすく、施工の計画が立てやすくなります。また、設計の意図を現場で正確に再現できるため、ミスが少なくなり、施工の品質が向上します。

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作成した3次元設計データ

完成予想図_edited.png

起工測量で得られた点群データ

及び 3次元設計データによる

​完成予想3D

ICT建機(マシンガイダンス)
による施工

概要:

マシンガイダンスシステムを搭載したICT建機は、杭ナビとセンサーを使用して正確な位置情報をリアルタイムに取得しながら、土を掘ったり整地したりします。オペレーターは、運転席のモニターを見て作業の進行状況や位置情報を確認できるため、目視による誤差を最小限に抑えられます。

 

利点:

作業の精度が大幅に向上し、設計図面に従った正確な仕上がりが実現します。これにより作業効率が向上し、経験が少ない作業員でも質の高い作業が可能になります。

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​ICT建機による施工状況

空撮による進捗状況

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